賃貸で光回線の工事をしたいとき。大家・管理会社への確認と撤去の考え方
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賃貸で光回線の工事をするなら、申込の前に大家・管理会社へ「工事をしてよいか」を確認します。工事で壁に穴を空ける場合があり、共用部に入る作業もあるためです。
この記事は、公式ページを読んだ内容の整理です。実際に工事をした体験談ではありません。契約書の取り決めは物件ごとに違うため、最終判断は契約書と管理会社の回答に従ってください。
確認する理由は3つある
NTT東日本の公式ページ(2026-10-02確認)から、確認が要る理由は次の3つです。
- 光ケーブルの引き込みで、壁に約10mmの穴を空けるケースがある。
- 工事当日はマンション内の共用スペース(MDF室など)で作業するため、施錠されている場合は管理会社や家主に工事日を伝えて開錠を手配する。各戸に直接光ケーブルを引き込む場合は開錠は不要。
- 光ファイバーや光コンセントが未設置の場合は派遣工事(立会いが必要・工事時間は約2時間)。すでに設置済みの場合や、転用・事業者変更の場合は無派遣工事(立会い不要)。
出典は、どれもNTT東日本 フレッツ光 開通工事の流れ(集合住宅向け)です。
NTT西日本の運営するコラムも、賃貸は管理会社や大家に許可が必要で、許可をもらえないと工事ができないケースがあると説明しています(チエネッタ|NTT西日本、2026-10-02確認)。
大家・管理会社に聞くことのリスト
連絡するときは、次の点を聞きます。
- 光回線の工事をしてよいか(建物にすでに光回線が引かれているか)
- 壁や柱に穴を空ける工事を許可してもらえるか
- 共用部(MDF室など)が施錠されている場合、工事日に開けてもらえるか
- 退去時に、設備を残してよいか、撤去が必要か
- 工事の立会いが必要な場合、自分が立ち会えばよいか
回答はメールなど文面で残しておくと、退去時の食い違いを防げます。
すでに光コンセントがある部屋なら
光ファイバーや光コンセントが設置済みの部屋は、無派遣工事(立会い不要)になる場合があります。NTT東日本の公式ページは、設置済みの場合と、転用・事業者変更の場合を無派遣工事としています。
ただし、設置済みかどうかは、部屋の壁を見るだけでは判断できません。契約する事業者に確認するのが確実です。
撤去の考え方は「退去時」と「解約時」に分ける
撤去には、2つの場面があります。
解約時の撤去工事(事業者の工事)。 NTT東日本は、2026年4月1日の解約申込分から、工事担当者が訪問する派遣工事を行う場合に限り、撤去工事費を設けています。金額は次のとおりです(税込)。
| 物件 | NTT東日本HP申込 | その他の申込 |
|---|---|---|
| 戸建て | 13,200円 | 14,300円 |
| 集合住宅 | 11,000円 | 12,100円 |
「その他の申込」は2026年7月1日以降の金額です。免除の条件として、公式ページには「弊社都合、事業者移行時、IRUエリア、サービス継続時」とあります(NTT東日本 基本工事費改定のお知らせ、2026-10-02確認)。
NTT東日本の解約ページによると、光コンセント設置済みで機器を自分で取り外せる場合は、宅内に訪問しない工事になることがあります(NTT東日本 フレッツ光の解約手続き、2026-10-02確認)。
NTT西日本も、お客さま希望の派遣による廃止工事は有料になる場合があると案内しています(2026-10-02確認)。
退去時の原状回復(大家との取り決め)。 壁の穴や設備を残してよいかは、事業者ではなく大家・管理会社が決めます。事業者の撤去工事費と、退去時の原状回復の費用は別の話です。この2つを混ぜずに、それぞれ確認します。
許可が出ないとき
大家・管理会社の許可が出ない場合、その部屋では光回線の工事ができません。工事なしで使える選択肢(建物に設備がある場合の利用など)は、建物の状況で変わります。つなぎ方は工事が間に合わないときの記事も参照してください。
物件を決める前なら、内見のときに「光回線の導入状況」を聞くと、手戻りが減ります。